Catch☆ And Eat

今年のGWは飛び飛びなので休みが少ないと言う人も多い事でしょうが、
ワタシは今日からGW後半突入です

連休初日はスズキDF2のフルレストア、この話はまた後日にしましょう
2日目はプレジャーボートの出張修理
3日目はマーキュリーシープロ9.8のフルメンテナンス



この船外機は3年前に中古機を購入され、ワタシが初期メンテナンス
年15回程度使用の丸3年経過しとります

ご存じの通り、シープロ9.8は大人気の船外機なので中古市場も高め
船外機全般に言える事やけど、ほとんどの個体しっかりした管理がされておらず、
永く使うためには定期的なメンテナンスが絶対に必要やね

特に可搬船外機についてはネットでの購入がメインになっており、
メンテナンス不足の個体が増加傾向気味ですわ

今回は全バラメンテナンス依頼と言う事で、先ずはバラしましょう



全部ばらしたら清掃、その後全てのボルトグリスアップしながら組上げます

やっぱメンテの主役はもちろんエンジン



3年前に対策ガスケット入れてあるのでボルトの固着はありませんね
大体どのシープロもそうだけど、ピストンヘッドは真っ黒


水路は毎回しっかりフラッシングしててもこんな感じ






エキゾースト周りもカーボンがこっぺり



写真は無いけど、エンジンにオイルの汚れがかなり付着してる
見立て診断で1次圧縮漏れと判断、まぁどうせなら完璧にしようという事で・・・
クランク割りました




上側シール交換して組上げましょ
また、クランク割った時にしか確認出来ないベアリングの清掃点検も併せて実施しちゃいます

カーボンもしっかり除去



ヘッドも軽く面出しして組上げ





チョチョイと排気ポートバリも除去してエンジン出来上がり



ご参考やけど、シープロを所有しておられる方、また対策ガスケットを入れておられる方への
メッセージとして、ガスケットを対策品に換えたら永遠に安心なのか

答えはNO

はっきりと安心とは断言できない理由は、ゴムの周りが徐々に劣化して腐食が浸潤
してくるように思われます。

もちろんヘッド開けたらガスケットは毎回新品交換ですからね

話を戻してと、あとは全部組付けて完成～



今シーズンも安心して釣行に行けますね！
また定期的にメンテナンスよろしくね～

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。





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